2024/11 – 2025/02の4ヶ月で、プレコンセプションチェック(プレコンチェック)、卵子凍結を完了しました。
東京都の助成金をフル活用する手順はこちらに記載していますが、そこで書ききれなかった「パッケージ料金、クリニックによって異なるが結局どこがいいのか?」についてまとめております。
結論を申しますと「人による」です。しかしながら、見るべきポイントは大きく3つあると考えています。
【ポイント1】凍結卵子数の上限があるか
ポイント1は、パッケージ料金に「凍結卵子」の上限があるか否かです。
例えば、私が卵子凍結を実施したグレイス杉山クリニックでは、
- 凍結個数:1〜5個 ¥36,300(税込)
- 凍結個数:6個以上 ¥41,800(税込)
で、6個以上であれば料金は均一で、追加費用はかからない設定でした(凍結卵子の保管費用は、卵子の個数に従い増額するが、それも保管プランにより異なる)。

私の場合、38個採卵、うち32個が凍結可能な卵子であり、(保管費用の関係で)30個凍結しました。
結果論ですが「6個以上はどれだけ採卵できても追加費用なし」の、このパッケージが合っていました。
ちなみに、CMで有名なにしたんARTクリニックにもパッケージプランが存在しますが、料金体型が異なります。
こちらは、10個までは¥200,000(税込)。ただし、11個目からは1つ卵子が増えるごとに¥11,000(税込)がかかります。
私の場合、30個凍結したため、このプランだと、¥420,000(税込)かかる計算になります。私の場合は、(僅差ですが)こっちじゃなくてよかったです。


また、にしたんARTクリニックには通常プランもあり、こちらは凍結卵子の上限はないようです。

例えば、グレイスバンクとの提携があるKobaレディースクリニックの場合は、凍結卵子数による料金体系が細かく分かれているようです。
また、「初診・再診料、超音波料金、薬剤費(来院回数や卵巣刺激量に応じて変動あり)」とあり、パッケージプランに含まれる薬剤・診療と、そうでないものがあります。(こちらについてはポイント2で取り上げます。)

このように、クリニックによって様々な料金体系があるため、自分に合うプランを見つける必要があります。
【ポイント2】薬剤費等、追加料金がかかるか
ポイント2は「パッケージ料金が、どの費用をカバーしているか」です。
例えば、ポイント1で出てきた「にしたんARTクリニック」の「卵子凍結トライアルプラン」の場合、ペンタイプ注射への変更はオプション料金がかかります。


私が卵子凍結を実施したグレイス杉山クリニックでは、自己注射は全てペンタイプでした。
また、排卵誘発剤の追加に料金が発生するか?なども、各クリニックによって異なります。先述のKobaレディースクリニックのように、薬剤・診療回数によって追加費用がかかるクリニックもあります。
排卵誘発剤は高額&使用量の個人差が大きいため、事前に細かくチェックして、思わぬ追加費用が発生しないように注意する必要があります。
私の場合、静脈麻酔はオプションだったため、追加で¥55,000(税込)を支払いました。
静脈麻酔はどのクリニックでもオプション料金が発生する印象ですが、こちらのフェニックスアートクリニックでは¥29,000(税込)と、料金には幅があるようです。


ただし、多少高額になったとしても、自分が納得できる、通いやすい、仕事に支障が出にくいクリニックを選ぶ方がよいと個人的には思っています。こちらに、私が思う「クリニック選びのポイント」をまとめていますので、併せてご覧いただけると嬉しいです。
【ポイント3】パッケージプランで採卵後のフォローアップまでしてくれるか
この記事を書くために、複数の産婦人科クリニックのパッケージプランを閲覧しましたが、ここまで詳細に記載されているクリニックは見つけられませんでした。私の場合、38個とたくさん採卵できたため、採卵数日後に異常がないか、診察(経膣超音波、問診)が必要でした。
契約時には気に留めていなかったですが、私が卵子凍結を実施したグレイス杉山クリニックの場合、このフォローアップ費用もパッケージに含まれていました。
また、採卵後の(念のための)痛み止めや、抗生物質などのお薬も含まれていました。(私の場合、痛み止めを使う必要はなかったです。)
また、お腹が張るなど、何か気になることがあればクリニックに連絡するようにと言われていたので、採卵後に複数回診察が必要になった場合も、パッケージでカバーできていた可能性があります。
もしもう一度、採卵することがあれば「フォローアップ費用がパッケージに含まれるかどうか、事前にチェックするなぁ」と思い、ポイント3として取り上げました。
【最後に】都度払いの場合の、薬剤・診療費用の算出
私が卵子凍結前までに受けた、薬剤・診療行為を、積みあげ方式で計算してみました。そもそも自由診療なので、診療行為の価格はクリニックによって異なると思いますが、参考になれば幸いです。
| # | 薬剤名 | 薬価 (2024年) | 錠数・本数 | 小計(円) | 目的 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | クロミッド錠50mg | 93.09 | 11 | 1,024 | 排卵抑制 |
| 2 | ゴナールエフ皮下注ペン900 | 30,008 | 1 | 30,008 | |
| 3 | ゴナールエフ皮下注ペン300 | 11,694 | 2 | 23,388 | |
| 4 | ゴナールエフ皮下注ペン150 | 6,367 | 1 | 6,367 | |
| 5 | メドロキシプロゲステロン酢酸エステル錠2.5mg | 14.5 | 16 | 232 | |
| 6 | ボルタレン錠25mg | 7.9 | 6 | 47 | 排卵抑制と聞いたが、添付文書に記載なし |
| 7 | ブセレリン点鼻液 | 4,757.6 | 1 | 4,758 | 卵胞成熟 |
| 8 | レトロゾール錠2.5mg | 125.3 | 6 | 752 | OHSS(卵巣過剰刺激症候群)予防 ※採卵数20以上の場合 |
| 9 | レルミナ錠40mg | 858.1 | 4 | 3,432 | |
| 10 | カバサール錠0.25mg | 46.7 | 10 | 467 | |
| 11 | オーグメンチン配合錠250RS 375mg | 45.7 | 6 | 274 | 術後の感染予防 |
| 総計 | 70,749 | – | |||
| # | 診療行為 | 価格(10割負担) | 回数 | 小計(円) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 経腟超音波検査 | 3,300 | 6 | 19,800 |
| 2 | 女性ホルモン検査 | 12,100 | 3 | 36,300 |
| 3 | 初診料 | 3,300 | 1 | 3,300 |
| 4 | 再診料 | 1,100 | 5 | 5,500 |
| 総計 | 64,900 | |||
採卵までの薬剤・診療行為だけで、合計¥135,649(税込)かかっていました。
私の場合、育った卵胞の数が多く、排卵誘発剤を追加&採卵時期を数日延ばしたため、一般的な通院回数より多く、また、薬剤費も高くなっているのではないかと思います。
薬剤が増えていく時、お金の心配をしたくないので、やはり、「ほぼ全部こみこみパッケージ」のグレイス杉山クリニックでよかったかな、と思っています。
採卵数の実績、通いやすさの面でもグレイス杉山クリニックで満足しており、クリニック選びは成功だった、と思っています。
こちらに、私が思う、クリニック選びのポイントをまとめていますので、読んでいただけたら嬉しいです。
みなさまも、ご自身にぴったりのクリニックが見けられますように!
近日中に、私の「初診〜卵子凍結のまでのスケジュール」をアップする予定です。もう少々お待ちください!


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